対象物の表面をグラインダーで平坦に整形した後、表面をハンマーで打撃します。これによって内部反射した弾性波(応力波)を表面に設置した高感度センサーを用いて、機器本体の画面に表示させます。表示された反射波の伝播時間から形状寸法や内部亀裂の位置を特定して、機器本体のフィルター機能を選択することで亀裂幅を推定します。


調査概念図


ハンマーによる衝撃波発生および反射波の走行時間から亀裂の位置を求める方法は従来の衝撃弾性波法と同じですが、オーリスでは高周波領域で共振周波数を持つ高感度な受信センサーを用い、反射波の中から亀裂幅に応じた特定の周波数範囲を選択し抽出することが特徴となっています。

 
 
 

転石の形状・寸法試験調査例のタイトル


複数の測点で得られた反射波図例。反射波の走行時間と弾性波速度から転石根入れ寸法を求める。反射波位置のプロットにより転石根入れ形状の画像処理も可能。


転石の形状・寸法試験調査例

1)塩月隆久・孫 建生・古川浩平、高周波衝撃弾性波法による転石根入れ長さ探査
土木学会論文集 No.680/V-55、pp.141〜153、2001.6

 
 
 

コンクリート杭のモデル実験のタイトル


フーチングを介在させた亀裂を有するコンクリート杭の杭長を調査した実験結果です。杭長と亀裂位置が検知できることが確認できます。


コンクリート杭のモデル実験

2)(財)先端建設技術センター、技術審査証明報告書「オーリス(非破壊探査システム)」pp.12〜50、1997.3

 
 
 

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平成25年6月よりオーリスWを導入しました!
オーリスはコンパクト
計測機器:寸法 33cm×22cm×9cm 重さ 6kg/受信センサー:直径1cm 高さ4cm/鋼製ハンマー

『オーリス』は信頼の技術

「オーリス」は技術審査証明事業実施機関である(財)先端建設技術センターから1997年3月、技術審査証を取得しています。
先端建設技術審査証 第1303号
人工構造物および、自然構造物の損傷診断と形状診断について特許を取得しています。
・特許番号第2877759号「杭または構造物欠損の動的診断方法」
・特許番号第2944515号「自然構造物の形状診断方法」
・特許番号第3519381号「弾性波を利用したコンクリートポールの非破壊診断方法」
・特許番号第3571968号「グランドアンカー診断方法」
・特許番号第4943061号「アンカーの健全度評価方法」
「オーリス」の名称は商標登録しています。
「オーリス」に関して、(財)国土開発技術研究センターより2000年7月、第2回建設技術開発賞で「奨励賞」を受賞しています。 この賞は「世界に誇れる暮らしぶり」の実現を支える、社会資本に必要となる新技術に対して表彰されるものです。
「オーリス」は1999年8月にNETISに登録しています。NETIS(国土交通省新技術情報提供システム)とは公共事業が抱える様々な課題に対し、民間企業等で開発された新技術情報をインターネット上に公開したデータベースシステムです。(No.KT-990158)